湯灌の儀

湯かん・エンバーミング

湯かんの儀

湯かんの儀式には、亡くなられた方が来世に導かれるために現世の汚れを洗い清めるという意味と、
赤ちゃんが生まれたとき産湯に浸かるように、新たに来世に生まれ変わるためという願いが込められています。

心を込めた湯灌の儀

心を込めた儀式 湯かんの儀

故人への思いやりの気持ち、お風呂が何よりの供養

日本の文化・習慣・価値観ではお風呂というのは格別の位置付けにあります。 お風呂は体を洗うだけではなく、時にはストレス解消やコミュニケーションの場など、様々な役割を果たしています。 そういう我国で古来より受け継がれてきた湯灌の儀は非常に意味のあるものといえるのではないでしょうか?

しかし、現代では多くの方が病院で亡くなられるため、そのお身体をアルコール清拭されることが多く、時代の流れと共に段々と簡略化されたり、省略化される傾向にあります。 また、入院中などにより長い間お風呂に入ることができなかったまま送り出されるということは、故人はもちろん、ご遺族の皆様にとっても、大変心残りなことであると思われます。

一生の仕事を終えた故人の肉体的、そして精神的な疲れを癒し、来世へと旅立つための身支度をする真心の込もったこの儀式は 何よりの供養となることでしょう。弊社では、心残りのない安らかな旅立ちを真心込めてお手伝いさせていただきます。

エンバーミング

エンバーミングとは、ご遺族と故人が心安らかにお別れをするために施す処置のことをいいます。

エンバーミングで得られる効果

消毒・殺菌
感染症や病原菌やウイルスがある場合はもちろん、その他の危険な感染を防ぐこともでき、公衆衛生上安全になります。
修復・化粧
お顔のやつれや事故などによる傷跡は目立たないようし、元気だったころの面影に近づけるようお化粧を施します。
腐敗防止
薬液を注入し、全身に循環・浸透させて防腐を行います。臭気や変色、さらには死斑やうっ血にも効果がみられます。

エンバーミングで得られる効果

Step01
全身を洗浄、お顔剃り、目を閉じ、口元を整えます。
Step02
小切開をし、衛生保全液を注入します。
Step03
切開部分を縫合後、再度お身体を洗浄します。
Step04
仏衣・浄衣などお好きな衣装をお着せします。
Step05
お化粧を施します。
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